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【体験談】全身麻酔で親知らずを3本抜歯しました

tooth_extraction_surgery

おおきに!まめもんです。

先日、全身麻酔で親知らずを3本抜歯するために生まれて初めて2泊3日の入院をしてきました。

その体験談を話していこうと思います。

今回の記事のテーマはこちら!

1.親知らずの抜歯手術ってやっぱり痛みがあるのか?

歯痛
ウリ帽

やっぱり全身麻酔しているとはいえど、3本も抜歯すれば痛かったりするん??

まめもん

結論からいうと縫ったところの痛みは全くなかった。術後に冷たい飲み物を飲んでも沁みなかったし。

ウリ帽

えっ!!全く痛ないん!!?

まめもん

あくまで縫ったところはね。うちの場合、下の親知らず2本は砕いて抜いたから、その衝撃で術後の夜は顎周りの骨が痛かった。痛みの種類でいうと、打撲にちかい痛みやし、眠れないなら痛み止めをもらうこともできるで。

ウリ帽

やっぱり多少なりとも痛みは出てくるんやね。

まめもん

そりゃあ手術後に痛みゼロというのは難しいやろ。もちろん、個人差あるやろうけど、号泣するほどの痛みはないから安心して。

2.親知らずの抜歯手術の費用は?

医療費
ウリ帽

ちなみに親知らずを手術で抜くといくらかかるん?

まめもん

病院によるやろうけどうちの場合、入院から退院までの費用は約6万円(保険適用時)。

大学病院の紹介状や入院前の検査などを含めると約8万円くらいかなぁ。

ウリ帽

医療保険は利用できんの?

まめもん

残念ながら親知らずの抜歯手術では、保険金がおりることはほとんどない。ただ、入院費用はおりる場合はあるから、一度自分が加入している保険をチェックしてみたほうがええよ。

3.親知らずの抜歯手術の入院から退院までの流れ

ここからは、実際に経験した入院→手術→退院までの流れを時系列で紹介していきます。

入院1日目:抜歯手術前日

抜歯手術前日(入院1日目)

10時:大学病院に到着

受付に行って担当の看護師さんに病室まで連れていってもらう。

病棟の案内をしてもらったあとは、ベッドでひたすら待機。

12時:昼食

病院食(昼食)
実際の写真

手術にビビッて食べれないかと思いきや、あっさり完食。

病院食はシンプルでおいしかった。

14時~15時半頃:歯のクリーニング、手術のオリエンテーション、全身麻酔の同意書記入

ようやく入院している感が出始めた。

手術のオリエンテーションでは、リスクなどの話をされた。

上顎の親知らずの上の部分には空洞があるらしく、親知らずがその空洞に入ってしまうことが稀にあるらしい。

…というリスクにはめちゃくちゃビビった。

ひととおり終わったあと、抜糸の予約日も済ませた。

18時:夕食

病院食(夕食)
実際の写真

大好きなおろしハンバーグと白ご飯。

こちらもペロッとたいらげる。

20時30分:シャワー浴

シャワー室は1室しかなく、事前に予約していた時間帯に入ることになっている。

意外と風呂場は広く、きれいだった。

しかし、シャワーから出た後なかなか髪の毛が乾かず…

ヤマンバみたいな髪型でシャワー室から出た。

22時:就寝

0時を過ぎると食事が禁止に。

食料は持参していなかったので特に問題なし。

入院2日目:抜歯手術当日

抜歯手術当日(入院2日目)

8時:絶飲食

入院2日目は朝食・昼食なし。8時から水分補給も禁じられた。

室内温度がちょうどよかったのか、手術まで喉が渇くことはなかった。

11時前:手術着に着替える

もんぺみたいな手術着を着る。

パンツは自分のを履いたまま、それ以外の下着はすべて脱ぐ。

最後にあのもわもわな青いキャップを被れば準備万端。

手術帽

11時30分:手術室へ移動

担当の看護師さんと一緒に手術室へ。

もうこの時点でもう心臓から口が出そうなくらいめちゃくちゃヒヨってた。

手術室のあの鉄みたいなでかい扉、看護師さんは足元にあるスイッチを押して開けていた。

想像では入室したら目の前にドカンとベッドがあるかと思いきや、仕切りがいくつかあった。

入室後は名前と手術箇所の確認を行い、ベッドに横になる。

ベッドに横になった瞬間、足の震えが止まらなくなり先生に足をさすってもらいつつ、音楽をかけてもらった。

点滴を打ったあと、酸素マスクを装着し深呼吸するように指示される。

13時30分頃:手術終了

こんなんで眠れるわけないや…

「ん」で目覚めた。

一瞬で手術が終わっていてびっくり。

よく

「タイムスリップした」とか

「テレビみたいにプツンと意識が消えた」と言うけど、

うちは

「瞬きしたら終わってた」

がしっくりくる。

麻酔から目覚めてからの第一声…

「全身麻酔すげぇぇぇ!!!!」

…(笑)

目覚めた後も普通に意識もはっきりしていて、病室まで運ばれるところまでしっかり覚えている。

手術直後…

自分でもドン引きするくらいケロっとしていた。

全身麻酔は体の負担が大きいから気分が悪くなったりなど不調が出るかと思いきや、全く麻酔の影響を受けなかった。

鼻から人工呼吸器を入れられていたことすら全くわからない。

しいていうなら少し微熱が出たくらい。

親知らずを3本も抜いたから口から溢れるくらい出血するかと思いきや、ほとんど出血しなかった。

術後は2時間、病室で安静。

その後は歩行ができるか、飲み込むことができるかをチェックし、それらをクリアしたら自由に過ごすことができるようになった。

18時:夕食

実際の写真

夕食はミキサー食が出たが、まさかおかずに麻婆豆腐が出るとは思わなかった。

もちろん、全く辛くない。

縫ったところが沁みるのではないかとめちゃくちゃヒヨっていたが、全く痛みなし。

冷たい飲み物を飲んでも沁みなかった。

ただ、飲み込んだり吸うことはできても、唇を内側に動かすことができないからめちゃくちゃ食べづらかった。

19時~20時:体調チェック

数人の先生が来られ、痛みの度合いやしびれがないかのチェックが入った。

手術後はどうしても痛みは出るので、我慢できない場合は看護師さんに薬をもらうようにいわれた。

それと同時に抜いた親知らずをもらった。

心の準備はいいですか?

(念のため、小さめの画像に設定しております)

ドン!

実際に抜いた親知らず
ほとんど粉々…(-_-;)

上の歯は綺麗に抜けたが、下の2本の親知らずは分割して抜いたので原型をとどめていなかった。

22時:就寝

夜中3時頃、顎周りが痛くて眠れずナースコールして痛み止めをもらった。

看護師さんいわく、寝ている看護師さんを起こすのを躊躇ってナースコールをせず、勝手に食後用の薬を飲む患者さんもいるんだとか。

辛かったら遠慮なくナースコールを押すようにしたほうがいい。

薬を飲んで数分後、痛みはひいたが夜勤のリズムが抜けていないせいか起床時間までずっと起きていた。

入院3日目:抜歯手術後

抜歯手術後(入院3日目、退院日)

7時30分:朝食

体調チェック後の朝食。

まだ食べづらさはあったが、しっかり完食。

じゃがいもは細かく切って、お箸で口の中に押し込む感じで食べていた。

このいりこみその食べ方がよくわからんかった。

食事中に麻酔科の先生が来られて、痺れなどの不調がないかのチェックが入った。

8時30分:処置

退院前に傷口が開いていないかチェックされる。

大口を開いていたつもりだが、先生に

「もう少し口開けられる?」

といわれてしまった。

幸い出血もにじむ程度だったが、口内を器具でグリグリ押されて痛かった…。

9時40分:退院

身支度をして会計窓口へ。

今回、入院~退院までにかかった費用は約6万円。

10万円以上かかるイメージがあったけど意外と安かった。

支払いが済み、無事退院することができた。

4.実際に親知らずの抜歯手術を受けてみて…

入院も手術も生まれて初めてということもあり、めちゃくちゃヒヨっていた。

不安だったこと
  • 本当に全身麻酔がきくのか
  • 麻酔が切れたら縫ったところが強烈に痛むのではないか
  • 麻酔の後遺症(吐き気や痛み)が怖い
  • 鼻からの人工呼吸器が怖い
  • 尿道カテーテルを入れられるのではないか
  • 生理中でも手術を受けられるのか
  • とにかく痛みが怖い
実際は…
  • 全身麻酔はちゃんときく
  • 麻酔が切れても縫ったところの痛みはなし
  • 麻酔の後遺症(吐き気や痛み)はなし
  • 鼻からの人工呼吸器は麻酔してから装着、麻酔から覚める前に外される
  • (病院にもよるが)手術時間が3時間未満であれば尿道カテーテルは入れない
  • 生理中でも手術は受けられる
  • 無痛というわけにはいかないが、突発的な痛みや耐え難い痛みはない

この記事で、少しでも親知らずの抜歯手術に踏みきれるきっかけになれたら幸いです。

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