おおきに、まめもんです!
2019年がスタートして1カ月経ちましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
なかには4月から一人暮らしするための準備をしている方もいらっしゃると思います。
ということで今回は、上京する前の準備編として物件探しのコツについて書いていきます。
目次
0.まめもんの物件探し
実は私、去年は大阪→東京・東京→東京と短期間で2回引っ越ししています。
1回目の物件は就職で上京、なんと新築でした。
ただ上京して2カ月半ほどで退職したので、現在は違う物件で生活しています。
都内で2回の物件探しをして気づいたこと、こうした方がよかったことを重点においてご紹介していきます。
1.物件を探す前にやっておきたいこと
法人契約が可能かどうか
法人契約とは入居者が貸主と契約(個人契約)するのではなく、入居者の勤めている会社が貸主と契約することです。
上京が決まったら内定先の会社に法人契約が可能がどうか、条件や内容をしっかり確認しましょう。
法人契約のメリット
入居審査が通りやすい
やはり個人と違って法人(会社)は信用度が高いので、審査が通りやすいです。
契約完了までの手続きなどもスムーズに進みます。
初期費用・家賃の負担が少ない
法人契約をすると、初期費用や家賃の一部を会社の経費として計上してもらえます。
法人契約の条件は会社によって違いますが、私が勤めていた会社では
- 初期費用のうち自己負担額は家賃のみ
- 毎月の家賃のうち半分は会社負担、残り半分は自己負担(ただし勤続年数によって変動)
私が住んでいた物件の家賃は8万円だったのですが、法人契約だったので実質自己負担額は4万円でした。初期費用の自己負担額も3分の1くらいでしたね。
法人契約のデメリット
会社を辞めた場合、個人契約に切り替えるか新たな物件を探さなければならない
個人契約に切り替えると新規の契約となるので、初期費用は全額自己負担になります。
ただし転職するならともかく、退職後にフリーターとなると自分の力だけで個人契約に切り替えて住み続けることは難しいと考えてください。
親のスネをかじってでも住みたい!というのであれば話は別ですが。
(親が正社員であれば、親名義で契約して住み続けることも可能な物件もあります)
物件の条件を書き出しておく
物件の条件を書き出しておくことで、スムーズに物件探しができます。
私の場合はとりあえず思いついた条件を箇条書きで書き出してみて、絶対妥協できないものには○、家賃を抑えるために妥協できるものには△、妥協してもいいと思ったものには×みたいな感じで書いていました。

実際にまめもんが物件探しの際に書いたメモをまとめてみました

社会人の一人暮らしで、これだけは妥協しない方がよい条件
ずばり!仕事帰りに寄れるスーパーは絶対にあったほうがいいです。
特に全然料理をせず、コンビニ飯やチンだけで食事を済ます方!!!
私の場合、ほとんど毎日残業をしていたので、帰宅時間がだいたい22時を回っていました。
駅前に23時まで開いているスーパーはあるにはあったのですが、方角が自宅と逆だったので、ただでさえ疲れているのに駅→スーパー→駅→自宅という道のりがすごくしんどかったです。

圧倒的に右のパターンが楽。
なので、会社の帰り道にスーパーに寄れる物件を探すことを強くおすすめします!
2.物件探しはいつから始めればいい?
私もいつ頃から始めればよいのかわからず、実際に不動産屋さんに聞いてみた結果、「1月下旬~2月上旬から」とおっしゃっていました。
ちょうどこの時期から社会人や学生など4月に入居する方を募集するので、希望の条件に合った物件を見つけやすいとのこと。
その反面、人気のある物件はすぐうまってしまうため部屋探しの条件をしっかりまとめておくことがポイントとなります。
3.東京(都内)の家賃相場は?
場所によってかなり相場が変わるため一概にこれくらい!とは言えませんが、個人的に思ったのは「(共益費・管理費など含めて)7万円未満だと何かしら欠点があることが多い」ですかね。
欠点というのは
- 最寄り駅まで距離がある
- 洗濯機置き場・トイレ・お風呂のいずれかがない
など。おそらく都内で7万円をきって上記の2つをクリアする物件を探すのはなかなか難しいと思います。

また東京の賃貸は、契約を更新する際に更新料を請求されることが多いです。
しかもこの更新料って、地域によってまちまちなんだそう。
なんてたって私の地元、大阪では更新料を払う物件は0%に近いとのこと。
それに対し東京の約60%以上の賃貸では更新料を払わなければいけないんです。
実は私の物件も2年契約で、更新する際に家賃1か月分の更新料を払わなければいけないのですが、この記事を書くまですっかり忘れていました。
4.初期費用はどれくらい?
都内で物件だと、初期費用はおよそ35万~40万円あれば探すことは十分可能です。
ただし、これはあくまで全額自己負担の場合です。
法人契約をすれば敷金・礼金などは会社が負担してくれるケースが多いので、実際は家賃2か月分くらいの資金があれば大丈夫でしょう。
私が勤めていた会社の場合、実際に自己負担したのは
- 3月25日~26日の家賃
- 4月1日~30日の家賃半額
だけでした。
上京後の新築物件と、現在住んでいる物件の初期費用の明細をざっくり概算して表にまとめてみました。

※両方とも月初に入居したわけではないので、初期費用の合計は日割り家賃を含んだ費用です
5.新築物件は慎重に!(経験談)
この時期は4月から入居する方向けの新築物件も増えてきます。
しかーし!

と、一切!他の物件に目を向けずに即入居を決めたらえらいことになりますよ。
完成するまで内覧できない
私は去年の2月上旬、ネットで気になる新築物件を見つけて実際に夜行バスに乗って見学に行ってきました。
新築の完成は3月下旬と聞いてはいましたが
内覧どころか外観もシートで囲まれていて物件の様子がまったくわからない状態。
まぁ当然っちゃ当然なんですけど。
でも憧れの新築…築年数半世紀近く経っているお化け屋敷みたいな実家とは大違い…!
ほんとに当時は新築という言葉だけで決めていましたね…。ほんまにアホや。
とりあえず聞きたいことは全部聞いて納得したのち、契約を前提に話を進めました。
その後、周辺環境を探索して新幹線で帰宅。

そして2月下旬頃、無事に会社から許可がおりて法人契約も成立しました。
そもそも物件の一部が完成しない
3月下旬、最後のコンビニバイトをした当日に上京しました。
不動産屋さんに鍵を受け取りに行っていざ入居!
と思いきや、なぜかベランダ(厳密にはちょっと違うのですが)にあるはずの門扉が完成していない!!
改めて不動産屋さんに問い合わせてみると、施工がすすんでいないとかなんとかでゴールデンウイーク明けには工事が始まると連絡がきました。
まぁ別に門扉がなくても生活に支障が出るわけでもなかったのですが、ベランダにつながる扉がモロ道路に面していたので、防犯が欠けている状態でした。
が、しかし…
ゴールデンウイークの間、実家に帰っていたのですが新築に戻ってきたら…
何も変化なし!!!!なんでやねん!!!
また不動産屋さんに問い合わせてみるとまた段取りがどうのこうので5月下旬に工事がスタートするとのこと。
今度は期待してますよと思いながら6月に入ったのですが…
いつ工事始まるんじゃあああ!!!
ってな感じで全く進まず。やってるならまだしも始まる様子すらないんですよ。
またまた不動産屋さんに問い合わせると6月下旬スタートしま…
もうええ加減にせぇよ。
外構の一部が未完成の状態で物件を引き渡すこと自体に問題はないのか?
個人的には完成しないまま引き渡すなら家賃割引してよって思っていたのですが、建築業やっている父に直接聞いてみると

と言われました。
6.まとめ
- 法人契約が可能か確認する
- 自身の物件の条件をしっかりまとめておく
- ネットの情報だけで即決しない!(不動産屋さんで決めることをおすすめします)
- 未完成の新築物件を契約する場合は、完成した状態で入居できるか確認する