まめもんです。
私は2018年4月に新卒としてIT企業に入社したものの、6月中旬に自己都合退職しました。
今回は、私が実際にフリーターになって良かったこと・悪かったことを、正社員時代の話も兼ねて書いていこうと思います。
フリーターになって良かったこと
1.仕事に対しての精神的負担が軽くなった

正社員時代
私が勤めていた会社では約4か月間の研修がありました。
そうです、研修期間中に会社を辞めたヘタレなんです。
まぁそれはさておき。
主にプログラミングの研修だったのですが、なんせJava言語がすごい苦手だったのでほぼ毎日残業というかたちで居残りをしていました。
初めは残業すれば残業代も出るし勉強もできるからとポジティブにとらえていたのですが、帰宅しても明日に備えて予習しないと研修についていけない状態だったので体力・精神的にまいっていました。
そもそも研修についていけない時点で実際に仕事ができるのかが一番不安でした。
毎日提出する日報を文章で書いているのは私だけだったみたいで、そういう変な真面目さが精神的に負担がかかっていたのでは?と思ったり。
まぁそれがブロガーを目指す一つのきっかけにもなりましたが。
フリーターの今
現在、私はコンビニでアルバイトをしています。
大学時代に大阪のコンビニでアルバイトをしていたこともあり基本的な業務はこなせるため、1日の流れさえ把握しちゃえば問題ありませんでした。
よくコンビニ業務は覚えることが多くて大変と言いますが、一つ一つの業務は意外と単純なので覚えてしまえばこっちのもんです。
実際、絶対合わないと思っていた私でも1年半やっていたので、コンビニのアルバイトに興味がある人は一度やってみてはいかがでしょうか?
2.時間の融通が利き、好きなことができる時間が増えた

正社員時代
正社員時代の勤務時間は月~金の10時~18時30分。
朝起きたら身支度やお弁当を作って出勤、18時30分退勤といえどほぼ毎日残業していたため帰宅しても疲れてそのまま床で寝てしまうことも。
土日はたまった洗濯物や買い物、掃除などやるべきことをやって過ごす日々。
時間を上手く使えないこともあり、やりたいことができずに仕事するのがとてもストレスでした。
フリーターの今
現在は平日8時~17時に仕事、17時30分には帰宅できます。
バイトといえどほぼ立ちっぱなしなので体力的にかなり疲れはしますが、残業があるのとないとではやはり違いますね。
帰りにスーパーに寄って買い物もできるし、洗濯機を動かしても迷惑な時間ではないので1日に最低限やるべきことはできるようになったおかげで、土日はゆっくり好きなことができるようになりました。
またこれは勤めている場所にもよりますが、好きな日に休めるのがフリーターのいいところです。
私が勤めているコンビニは基本的に固定シフトなのですが、遅くても2週間前に希望すれば休日がもらえるお店なので、好きなタイミングで実家に帰ったり、出掛ける予定を立てられることが本当にありがたいです。
3.飲み会などに参加する必要がなくなった

正社員時代
正社員時代では、毎月新入社員だけの飲み会がありました。
自分の会社の社員だけならまだしも、研修を受けていた場所が協力会社だったため、その会社の新入社員も含めての飲み会だったのです。
もちろん交流を深めるためというのは認識していたのですが、なんで仕事以外の時間も会社の人間と顔を合わせなくちゃいけないんだよ…という気持ちが大きかったです。
なのでなにかと理由をつけて一度も参加しませんでした。
しかし、上司との飲み会は断ることができず参加していました。よくわからない話を一生懸命聞いていたのですが、楽しくなさそうな気持ちが顔に出てしまったせいか、私と同じテーブルになった上司は苦笑いしていました。
正直、この時点で「あぁ、自分は正社員に向いていないな…」って思いましたね。
フリーターの今
年齢の近い従業員さんとはよくご飯を食べに行きます。相手から誘ってくださることが多く、店の中では私が一番年下のせいか奢ってもらってばかりなので正直金銭的にもすごく助かっています。
一見、飲み会と何が違うんだよって話になってくるのですが
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- 同期と呑みに行くと呑み代を払わなくちゃいけない
- 上司との飲み会はひたすら気を遣う
- 勤務時間外も嫌な人と一緒にいなければいけない
[/box]
というデメリットがなくなりました。
ほんま、正社員向いていない性格してますよ私。
正社員以前に社会人かもなぁ…。
4.容姿を気にする必要がなくなった

正社員時代
毎日、慣れないヒールやスーツ、メイクをして出勤することが一番のストレスだったかもしれません。
というか未だに
そもそも化粧品は物理的に綺麗なものではない。
というふうに解釈をしています。
女としてどうなん?という表現をしていますが、なんでこれを我慢してまで仕事をしなければいけないのか、未だにわかりません。
フリーターの今
コンビニでバイトしているのでヒールを履くことはできません。
メイクに関しては、「したくない!」という気持ちはやはりあります。
ですが一応接客業をしている身、美人・可愛いのであれば話は別ですが残念ながらそうではないので、最低限のメイクをして仕事をするようにはしています。
唯一、いま我慢していることはこれくらいですかね。
フリーターになって悪かったこと
1.収入が減った

正社員時代
ガチの金額を言うと手取り最大15万円もらっていました。
家賃、税金、保険など差し引いて15万円です。
物欲のない私には余裕すぎる金額です。
フリーターになった今
現在、月18万~19万円くらいの収入があります。基本的にコンビニのバイトだけで生きてる状態です。
ここから家賃、税金、保険などを払うと手取り10万円も残りません。
正直苦しくなる覚悟で正社員を辞めましたが、思っていたよりは普通に生活はできています。
あまり物欲もないですし。
ただ当然ですが、外食はほとんどしなくなりましたね。
2.保険や税金などを自分で払う必要がある

正社員時代
給料から天引きされるので特に自分で何かする必要はありませんでした。
ちなみに私が正社員の時に住んでた賃貸は法人契約だったので、家賃の支払いは会社にまかっせぱなしでした。(家賃の半分は会社持ち、残りの半分は給料から天引き)
フリーターの今
年金や保険料を自分で払う必要があります。
ただ私の場合、去年まで学生だったため、年金の支払いは全額免除・国民保険料の支払いも7割減額の申請をして採用されました。
無理なく生活できているのはこれが大きいかもしれません。
3.将来に対しての不安が大きくなった

正社員時代
ほとんどの正社員は社会保険に加入するので、退職後は厚生年金を受け取ることができます。
長く勤めていれば徐々に昇給して収入が安定していきますし、退職した時は退職金ももらえます。
ちなみに私が勤めていた会社では、確定捻出年金という制度がありました。
これは任意の制度で、毎月給料から一定額を積立てていいき、積み立てた実際額を年金として受け取れるというものです。
もし私が正社員を続けていたら、ある程度昇給した時に利用する予定でした。
フリーターの今
収入が不安定なため、結婚して子どもを育てることも難しいでしょう。
また退職金ももらえないため、仮に正社員時代より収入が増えたとしても貯蓄していく必要があります。
4.欠勤すればするほど生活がつらくなる

正社員は有給制度があったり、体調不良などで2~3日欠勤しても生活に支障が出るほどの給料減額はないでしょう。
しかしアルバイトの場合、当然ですが欠勤すればするほど月の給与は大幅に減っていきます。
例えば私の場合、時給1,000円のコンビニでアルバイトをしていますが2日休んだだけでも月の給与は16,000円減額されます。
なので体調管理や生活習慣はしっかり整える必要があります。
今のところ、体調不良などで欠勤したことは一度もありません。
かと言って油断は禁物ですね。
5.社会的地位が低くなる

正社員時代に住んでいた物件が法人契約だったため、退職後は個人契約に切り替えるか新たに賃貸を探すかという選択をしなければならなかったのですが、一時期といえど無職になってしまうので私の名義で個人契約に切り替えることができませんでした。
不動産屋さんには親名義であれば個人契約に切り替えることは可能と言われたのですが、どちらにせよ毎月の家賃(当時住んでいた物件は月8万円)は払えないと思ったのでお断りしました。
となると新しい賃貸を探すことになるのですが、実際不動産屋さんに行って事情を話すと
「フリーターは基本的に家を貸すことはできない」
と言われてしまいました。
いやぁ…フリーターの社会的地位の低さをめちゃくちゃ痛感させられましたね…。
ただ幸いなことに不動産屋さんに訪れたのが退職する前だったので、仕事を辞めることを言わず審査のゆるいところであれば契約できる物件を探してくれました。
リスクとして物件のオーナーさんが会社に電話する可能性もわずかながらあると言われ、イチかバチかで審査に申し込みましたが無事契約することができました。
ぶっちゃけた話、前の家より立地もよく住みやすいです。
まとめ
正社員を辞めてから実際に思ったことをそのまま書いてみましたが、いかがだったでしょうか。
あくまで今回はフリーターのメリット・デメリットを記事にとりあげましたが、個人的な意見としてはやはり正社員になること・続けることをおすすめいたします。