おおきに!まめもんです。
私は学生時代に様々な検定試験を受験してきました。
今回は国家試験に分類されるITパスポート試験について解説していこうと思います。
こんな疑問を解決しちゃいますっ!
結論からいえば、ITの知識ゼロ・文系でもITパスポート試験の合格は可能です。
私もその一人だったので、少しでもITパスポート試験に興味がある方はぜひご覧ください。
1.ITパスポート試験って何?
iパスは、ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。
引用元:【ITパスポート試験】iパスとは
ITの基本知識はもちろん会社組織や経営の知識も問われるため、経営学を専攻している方にもおすすめできる試験です。
また文系出身でIT系の仕事に就きたい方は、就活する際のアピールポイントにもなります。
合格率が40~50%のため、国家試験のなかでは比較的合格しやすい試験です。
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2.ITパスポート試験合格に向けての対策
①ITパスポート試験に合格するためには
ひたすら過去問を解くことで、一気に合格に近づく!!
最低でも過去5年分の問題と答えは丸暗記してしまうくらいまで繰り返し解くことをおすすめします。
なぜここまで過去問にこだわるのかというと、この試験は過去問と似たような問題や全く同じ問題が出題される傾向があるからです。
「テキストの内容をある程度理解してから過去問や予想問題を解く」はNG
おそらく完璧主義者はこういう勉強法をやりがちですが、ITパスポート試験に関してはこの勉強方法は向いていないです。
実際に私もこのやり方で勉強していたのですがITパスポート試験の内容は浅く・広い範囲のため、すべての分野を均等に覚えて勉強するのはめちゃくちゃ効率悪いです。
まずは
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- 問題と答えを覚えるくらい程度に過去問を解いていく
→意味がわからなくてもOK - 頻出度の高い分野を優先にテキストで読む
→前から順番に読む必要はなし
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これを並行で行うのが一番てっとり早いです。
ひたすら過去問を解くことで、どの分野が出題されやすいのかすぐ把握できるようになります。
②計算問題の対策
合格を目的とする場合
厳密にいうと、計算問題の対策はしなくても過去問の計算問題が解く(というか答えを覚えていれば)力があれば合格は可能です。
「じゃあ対策しなくていいやん」
と思われるかもしれませんが覚えているかそうでないかで得点につながる問題もあるので、IT初心者の方でも公式を覚えたら解けるであろう分野を抜粋してみました。
[box class=”yellow_box” title=”最低限やっておきたい計算問題対策とは?”]
- 【ストラテジ系】会計財務:「変動費はいくらか?」「売上高利益率は何%か」
→公式を覚えれば解ける(出題頻度が高い) - 【テクノロジ系】稼働率→公式を覚えれば解ける
- 【ストラテジ系】LP法:「1か月当たりの製品の最大生産可能数は何個か」
→公式を覚えれば解ける(実生活でも覚えていて損しない) - 【マネジメント系】応用数学:「排他的論理和を表す論理式はどれか」「組み合わせは何通りありますか?」→中学で習った数学を使えば解ける
- 【マネジメント系】アローダイアグラム:「工程AとDが合わせて3日遅れると、全体では何日遅れるか」
→アローダイアグラムのルールを覚えれば解ける
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上位試験(基本情報処理技術者試験など)を受ける予定や、仕事などで試験内容のスキルが必要な場合
基本情報処理技術者試験(通称:FE)は午後試験に複雑な計算問題が出題されることも多いです。
実際に私も一度だけFEを受験したことがあるのですが、午後の過去問を解いているときも基礎が大事だなと痛感しました。
ITパスポート試験の基本的な計算問題はある程度解けるようにしておくと、今後のFEの試験勉強も楽に進められるようになると思います。
3.ITパスポート試験のおすすめ教材
①ITパスポート試験ドットコム
ITパスポート試験ドットコムは、試験勉強するために必要な教材がぎゅっと詰まったサイトです。
[box class=”yellow_box” title=”サイトのおすすめポイント”]
- サイトの利用者が掲示板でわからないところを質疑応答したり勉強の進捗状況を書きこむことでき、モチベーションの維持につながる
- わからない用語は用語辞典ですぐ調べることができる
- ユーザー登録をすると過去問道場の学習履歴を残すことができるので、過去問の進捗状況がわかる
- 用語クイズは実際に入力して答えるため、用語とその意味をしっかり頭にインプットすることができる
→すべて無料で利用できる!!
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まめもんが実際に合格するためにやったこと
- 電車や寝る前などの隙間時間を使い、過去問道場で1日100問解く
- 何度も間違える問題はスクショを撮っておき、あとで調べる
- 本番前は過去問道場(試験回、分野指定なし)の正答率を98%維持
②ITパスポート試験のテキスト
実際に私が試験勉強に使用したテキストをご紹介します。
ITの知識ゼロでも読みやすい
このテキストはいきなり解説するのではなく、ITの知識がない人にも理解できるようイメージを伝えてから解説されています。
例えばITの知識がない人に
コンパイルとは、コンピューターがプログラムを実行できるようにするためにソースコードを機械語に変換すること
と言われてもいまいちピンとこないと思います。
しかしこのテキストでは上記の説明の前に
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日本語しか話せない人が英語しか話せない人と会話しても理解してもらえませんよね。
通訳ができる人が必要になります。
コンピューターも通訳するプログラムが必要です。
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とざっくり例え話をしてから本題に入るので、内容が頭に入りやすいです。
[box class=”yellow_box” title=”おススメポイント”]
- 簡潔にわかりやすく書かているので、本を読むのが苦手な人でも読みやすい
→隙間時間を使ってテーマごとに読み切ることができる - 試験に出る内容だけをしっかり解説
→出題頻度が低いテーマはさらっと解説 - テーマごとに厳選された過去問題が収録されているため、知識が身についたか確認できる
→実際に収録されてた過去問が試験で出題されました!
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まめもんが実際に合格するためにやったこと
電車の移動中や休憩時間にこのテキストを読んでいました。
他のテキストと比べるとコンパクトサイズなので持ち運びしやすいです。
プロトコル(HTTP、FTP、POP…)やファイル形式(JPEG、MPEG…)など種類がいくつかあるものを解説しているページには付箋を貼り、何度も読んで違いを把握するようにしていました。
試験内容をしっかりと知識として身につけたい方は…
さきほど紹介したテキストだけでも十分合格できますが
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- 試験範囲すべてをしっかり知識として身につけたい!
- 頻出度が高い分野だけじゃものたりない…!!
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という方にはこちらのテキストをおすすめします。
このテキストは先ほど紹介したテキストとは対照に、試験範囲をすべて網羅しています。
その分、少し厚めのテキストとなっているため机上で勉強するのに最適です。
(電子書籍も出版されています)
ITパスポート試験の辞書といっても過言ではないので、合格後に持っていても損しないテキストです。
[box class=”yellow_box” title=”おすすめポイント”]
- 聞きなれない用語も丁寧に解説されている
→調べる手間が省ける - 過去18年分の試験問題を本番さながらに解くことができる
→オフラインで勉強できる - 計算問題は数ページにわたって解説
→計算が苦手でも丁寧な解説で理解しやすい
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