おおきに。まめもんです!
という方向けに発信いたします。
実は私も新卒で2カ月半だけ正社員をなったあと自己都合退職し、現在はフリーターとして生活しています。
ということで、正社員を辞めてから実際にやったことをもとにご紹介していきます。
フリーターになる前にやっておくべきこと
①口座残高の確認
今後の生活費
退職後に仕事先が決まっていない場合、今後の生活費を預金からおろさなければなりません。
バイトをする気があったとしても給与の支払い日が翌月末になる可能性もあるため、最低でも2か月分の生活費は確保しておいた方がいいですね。
引っ越し先の物件の初期費用
今住んでいる物件が法人契約の場合は原則、実家に帰省するか新たな物件に住むことになります。
私は法人契約だったため、新たな物件を探しました。
引っ越し時の費用
- 物件の初期費用:約33万円
- 引っ越し費用:約4万円
給与の返還
これ意外と知らない方も多いかもしれませんが会社に在籍しているのにも関わらず欠勤が続く場合、給与がマイナスになって返還を求められることがあります。
私も半月間、体調不良でほぼ出勤していない状態で在籍していたため、会社から約14万円の給与の返還を求められました。
ですので退職日まではしっかり働くことを強くおススメいたします。
②物件探し
先ほども書きましたが今住んでいる物件が法人契約の場合、実家に帰省するか新たな物件を探すかの二択になります。
実家に帰省する場合は…
実家の家族に連絡し帰省準備をします。
私も一時期は実家に帰省しようかと考えていたのですが
- 洗濯機や冷蔵庫などの家電製品を置くスペースがない
- 贅沢できなくてもいいから一人暮らしを続けたい
ということもあり、物件を探す選択をしました。
新たな物件を探す場合は…
必ず退職前に不動産屋さんに行くこと。
私がお世話になった不動産屋さんでは「原則フリーターには物件紹介ができない」と言われたので、社会保険証を持っているうちに契約手続きを終わらせておきましょう。
一見オーナーさんに嘘ついてるような感じですが極端な話、契約後にフリーターになってもちゃんと家賃が払えるのであれば特に問題はないそうです。
(ただオーナーさんにフリーターになると言うと契約を断られるので、そこら辺は不動産屋さんがなんとかしてくれます)
例外:今の物件に住み続けたい場合…
どうしても今の物件に住み続けたいのであれば、親に頭を下げに行きましょう。
親の名義を使って新たに契約し、そのまま住み続けることも可能な場合があります。
③バイト先を探す
①の口座預金に余裕がない場合は、退職前にアルバイト先を決めておいた方がいいです。
私も新しい物件が決まったあとの全資産が20万円以下になり不安で仕方がなかったので、とりあえずもともと経験のあるコンビニのアルバイトに応募しました。
できるだけ収入源を途切れないようにしましょう。
会社を退職した後にやるべきこと
④社会保険から国民保険へ・厚生年金から国民保険への切り替え
社会保険から国民保険へ
原則、退職日に社会保険証を会社に返還するため、退職後に何もしないままだと保険未加入の状態になります。
その間にケガなどをして病院に行くとなると治療費全額個人負担になってしまうため、退職後20日以内に国民保険への加入が義務付けられています。
しかし、社会保険加入期間が2カ月以上ある場合は任意継続といって退職後2年間は社会保険に加入し続けることも可能です。

厚生年金から国民年金への切り替え
こちらも退職日と同時に厚生年金の資格が喪失されるので、退職日から14日以内に国民保険への切り替えが義務付けられています。
⑤国民保険料の減免、国民年金の免除
④と同時タイミングで申請します。
国民保険料の減免
減免できる割合は地域によって異なります。
私の場合、前年度は学生で所得も130万円以下だったため確定申告はしていませんでした。
なのでその所得を基準に減免制度を申し込んだ結果、7割減額の通知がきました。
国民年金の免除
こちらも前年度の所得で審査されます。
私の場合、やはり所得が少なかったため全額免除の通知がきました。
ただし国民年金の免除を受ける場合、免除を受けた期間分もらえる年金も少なくなることを頭に入れておく必要があります。
⑥確定申告
確定申告というのは、ざっくり言えば税務署に
私の○○年度の所得は▲▲▲万円でした
税金を支払いすぎた(または払い足りない)ので還付・追加徴収をお願いします
と3月中旬頃に報告するものです。
正直、私もフリーターになってしばらくは確定申告の意味をちゃんと理解していませんでした。
基本的に正社員の場合、会社が年末調整というのを行っており毎月徴収している所得税を年末に正しく調整し、多く徴収している場合は還付、足りない場合は追加徴収されるようになっています。
フリーターの場合、1カ所のアルバイト先で生計を立てるのならそこで年末調整をしてもらえばいいのですが、アルバイト先が2カ所以上の場合は確定申告をする必要があります。
実際に私も2カ所以上でアルバイトをしていたのでフリーター1年目の春に初めて確定申告をした結果、約4,000円ほどの還付がありました。